僕にとって『サラバ』とは何か。

サラバとは何か?

西加奈子先生のサラバ!は本当に強烈なメッセージを伝えてくれる素晴らしい小説だった。この本を読んだ人は、皆それぞれ考えるだろう。自分にとってのサラバとは何だろうかと。

僕なりのサラバを、メモしておこう。

勿論、私のサラバは刻一刻と形を変えていくのだけど、きっとこのメモもサラバを構成する一つの重要パーツになるはずだ。

    1. 自分自身の経験や思い出である。人生である。
    2. 幹であり、芯である。苦しみや悲しみも含めて、かけがえのない個性につながる。その土台の上に立つ人間は強く、幸せになる。

    3. 「それならば。」の意味であり、「さようなら」の意味である。過去にとらわれるな。

    4. 雲みたいなイメージである。(これは勝手な私のイメージである。たまに空を見てサラバを思い出す)

空を見てサラバを感じてサラバを思い出すことで、
これまで自分の生きてきたことを肯定し、
その上でこれからを生きる、
自分の心に対して素直に生きる、
という大切な着想を思い出すことが出来る。
言葉の力。
言葉の力はとても偉大。

ちなみにこの小説がすごく好きだったので、細かすぎるあらすじや感想もまとめておいた。かなり細かいが、上中下巻全てを読み直すのはとても時間がかかるので、短時間で振り返りたい時にはこれを読むことにしたいと思う。

「自分自身を肯定して生きるための人生必読書」サラバ!(西加奈子)の細かすぎるあらすぎ

ゴリラ
ゴリラ
さらば

 

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投稿者: コロッケ太郎

妻と息子と3人暮らし。週末に家族で遊びに出かけることと子供の昼寝に付き添って小説を読むことと美味しいコロッケを探求することがささやかな楽しみ。