ハンガリーの映画監督、タル・ベーラ氏が1994年に発表した作品で、7時間19分というかなり長い長編映画。
「お前の人生なんて傍から見たら本当にしょうもない、見てられないものだよ。」
というメッセージを伝えるためだけの7時間という感じ。(だからあんまり悩まず好きに生きなよ、というメッセージも受け取れなくもない。)
長編だからたくさんの起承転結があると期待してはいけない。1シーンが異様に長くて、だらだらと同じシーンをずっと見ている感じ。正直言って、つまらなかった。これは名作だとも色々な所で言われているけど、本当にそう思っている人がどれだけいるのだろうか。なんか玄人受けしそうな映画だから、なんとなく分かったつもりになって満足している人が殆どなんじゃないだろうかと疑りたくなる。
少なくとも、素人の私にはこの7時間は時間の無駄にしか思えなかった。心が狭いだけなのだろうか。歳を重ねることで、いつかこれをもう一度見たいと思える時がくるのだろうか、そうあって欲しいが、今のところ全くそんな気はしない。
けど、人生ですごく悩んだ時や他人の悩みを聞いたとき、「まぁ、人生サタンタンゴだから」と開き直れる一つのアイテムを手に入れたかなという感じはする。
意外と重要になってくるかな・・
「この7時間をサタンタンゴに捧げてしまった時点で暇人確定してしまった。でも、別に良いんじゃない?どうせ、サタンタンゴだし。。」という感じ?
あまり悩まに楽しく生きていこうと思う。
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