お薦め度
★★★★★
どんな人にお薦め?
-
- デジタル化、DXの波に違和感を感じている人
- 仕事の人間関係に悩んでいる人
- 仕事の目的を見失っている人、または見失ってそうな部下がいる人
- さだまさしの歌やラジオが好きな人
感想
弱小ラジオ局の新米アナウンサーが、何もよくわからないまま初めての冠番組を任され、今求められるラジオとは何か、悩みながらも一生懸命番組を作っていく。そして、それを温かく?も厳しく指導し、頼りにし、見守る先輩たち。彼らが作り上げる温かいチームワークと、その成果としての温かいラジオ番組。良いものを作るには、良い人を育て、良いチームを作ること。そんなことを改めて認識させられる、さださんらしいほっこりと温かい物語。
新人だからと言って、流行に流されたコメントやありきたりな言葉は許されない。自分自身の言葉を伝えろ。そんなことを厳しくおかしく伝えてくれた先輩への最後の感謝の手紙は、とても感動する。
最後がそのままの感動で終わらずちょっとした落ちがあるのも素敵。
手紙って良いね。言葉って良いね。チームワークって良いね。生き様が語れる先輩って良いね。そんなことを想いながら、心がじわっと温まる一冊。
こういう気持ちをもって、こんなチームワークを作り上げて、こんな前向きな感じで仕事を使用。そう思える一冊。
「大人になったらな・・正しいと思ったことは・・ちゃんと言葉にしなきゃだめだ」
ゴリラ
響くねぇ。
この、オ〇〇〇ヤロー!
この、オ〇〇〇ヤロー!
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